合宿免許で気になるものの一つが食事。おいしい食事をウリにしている合宿教習所もあれば、自炊で格安の合宿免許をウリにしている教習所もあります。
自炊コースとは、基本的には、自炊ができる宿泊施設に宿泊していただき、ご自身で食事を作りながら、合宿教習生活を送っていただきます。
無理に作る必要もなく、外食やコンビニなどで御惣菜を買って来られる方もいらっしゃいます。
同じ教習所での合宿でも、食事がないため、安く抑えることができるのが特徴です。
自炊コースの合宿教習を受けられた方の評判はどうなのでしょうか。
自炊コースとは、自分で食事を作りながら合宿生活を送るコースですが、実は、ほとんどの教習所で昼食がついています。ですから、実際につくるのは朝食と夕食の2食です。
昼食が出るために、教習に集中していただくことができます。そのため、案外、楽だったという声もいただいています。
3食作るとなると大変ですが、2食になると少し気持ちもラクになります。
人によっては朝食を抜かれて昼食と夕食の2食という方もいらっしゃいますから、自炊をしないといけないとはいえ、実際には「料理をつくらないと!」と思うほどでもないようです。
合宿免許の宿泊施設の食事は、好き嫌いがあったり、アレルギーなどで食べられないものがあるという方には、つらいことがあります。あらかじめ食べられない食材を伝えておいて、配慮してもらえるところや、魚と肉の料理を選ぶことができるなど、教習生のことを考えてくださる合宿教習所もあります。
しかしながら、約2週間続く合宿生活は結構長いもの。アレルギーなどで食べることができない食材が多い場合には、料理を作るスタッフの方々に手間を掛けさせることを申し訳ないと考える方もいらっしゃるかもしれません。
こうした場合に、自炊コースでは、自分で食材を選んで調理ができるので、安心して、気持ちの負担もなく食事を楽しんでいただけます。
場合によっては、自宅から、日持ちのする必要な食材を宿泊施設に送っておくこともできます。食事に対して悩みを持たれている方に、自炊コースは特におすすめです。
自炊コースは合宿免許の中でも格安の価格が設定されています。ですから「とにかく、安くてうれしい」という声もいただいています。とにかく格安で自動車免許を取得したい人にぴったりなのが、自炊コースです。
自炊コースも、シングル、ツイン、グループとタイプが選べますので、料理ができない人は、料理のできる友人と一緒に合宿教習に参加するのもよい方法です。教習所によってはグループ割で複数人の参加で合宿免許の価格がさらに安くなるところもあります。「免許取得は格安で!」という人に向いています。自分だけの時間を大切にしたいと考えている人は、シングルコースのある合宿教習所もありますので、ご安心ください。
自炊コースはよい評判だけではなく、失敗したという声も寄せられています。
例えば、高校生の方の場合、自炊に慣れていない人の場合、2週間、自分で食事を作るのは大変。また、外食する場合も、不慣れな場合、見知らぬ土地で、一人で外食するのを不安に感じる人もいらっしゃるようです。
自炊コースは、価格だけを見ると確かに安いのですが、2週間程度の食費をたった数万円プラスするだけとお考えなら、食事付きでも良いと思います。
ご両親が教習費用を出してくださることが多い高校生の場合は、無理をして自炊コースを選択するよりも、しっかりと安心して教習を受けられる食事つきのコースにされた方が、教習にも集中していただけます。
料理が苦手、知らないお店で外食するのが苦手、買い物に行くのが面倒などと感じられている人は、無理をして自炊コースにせずに、食事付きのコースにされた方が、よいでしょう。