運転免許証の種類
運転免許を持っているからと言っても、どのような自動車でも運転できるというものではありません。運転免許には種類がありますので、自分が運転したい車の免許を取得する必要があります。
一般的に運転免許を持っている人で多いのが、普通自動車第一種免許です。この中でも、マニュアル車とオートマ限定の二種類があります。
もしもオートマ限定の免許を取得しているのであれば、マニュアル車の車は運転することが出来ません。最近ではマニュアル車は減少傾向にありますが、トラックなどはまだまだマニュアル車が多いのです。自家用車はオートマ車を購入したとしても、仕事上でマニュアル車を運転することもあるかもしれませんので、マニュアル車の免許を取得しておいた方が、将来的に役に立つことがあるかもしれません。
その他にも、運転免許にはたくさんの種類があります。
普通自動車第二種免許や、中型自動車免許、大型自動車免許、大型自動車第二種免許など様々なものがあります。
これらは、自動車の車両総重量、最大積載量、乗車定員によって変わってきます。また、二種免許はその大きさの車両の旅客運送ができる資格のことをいいます。タクシーや路線バス、観光バス、ジャンボタクシーなどお客様を乗せての運転が許可されている運転免許です。ただし、お客様を乗せて運転する場合でも、旅館の送迎用自家用車や自家用バスの場合には二種免許は必要ありません。
乗用車以外には小型特殊免許、普通二輪免許、大型二輪免許、大型特殊免許、けん引免許があります。仕事上、普通自動車一種免許では運転できないような車を運転することになるのであれば、それらの免許を取得する必要があります。
原動機付自転車免許に関しては、満16歳以上になれば原付免許試験を受けることが出来るようになります。
法律上は高校生から原動機付自転車免許の免許は取得できるのですが、通っている高校などによっては、取得を制限しているようなところもあります。学校に確認してから取得を目指すようにしておくといいでしょう。