合宿免許の教習が年末年始にまたがったら?

一般的な合宿免許の年末年始

合宿免許は約2週間、合宿状態で教習を受けるため、学生であれば、年末年始にまたがる冬休み、就職や進学前の春休み、長期の夏休みなどに参加される方が多いもの。

年末年始は、どこの自動車教習所も休みになりますが、そのときの合宿教習はどうなるのでしょうか。

ほとんどの学校は、一時帰宅で対応

年末は12月29日から30日に終わるところが多く、年始は1月3日から4日はじまりの合宿教習所が多いようです。

この間、約1週間は合宿教習所が休みになるので、生徒さんには一時帰宅をしていただき、年始で教習が始まったら、また教習所の方へ戻ってくるというスタイルです。

そして、気になるのは一時帰宅のための交通費。

一般的には特別な事情がない限り一時帰宅を認めている学校は少なく、認められた場合も一時帰宅時の交通費は自己負担になります。

ところが、年末年始の一時帰宅の場合には、交通費が教習所から支給されます。

年末年始にかかる合宿教習は、実は、往復の交通費が支給されるだけではなく、年末年始の一時帰宅分の往復の交通費も支給されるのでお得です。

年末年始、滞在OKの施設もあり

年末年始の間、一時帰宅になるのが一般的ですが、その間、宿泊施設での滞在をOKにしているところもあります。宿泊施設に残る人の理由としては、「一時帰宅をするのが面倒」「いつも年末年始はのんびりすごしているので、どこで過ごしても同じ」など様々でしょうが、わざわざ帰らずに、そのまま滞在したい人もいらっしゃいます。そういう方に、食事は出ないけれども年末年始に滞在することはOKにしている学校もあるのです。

年末年始でも営業しているスーパーやコンビニエンスストアなどがありますから、宿泊施設で食事が出なくてもあまり困らないので、案外、気楽な年末年始になりそうです。

一時帰宅をされる方には一時帰宅分の交通費は支給されますが、宿泊施設に滞在される場合には一時帰宅分の交通費は支給されませんので、注意が必要です。

また、ご希望される教習所が、年末年始の宿泊滞在を許可しているかどうかについては、お申し込み時に、免許の窓口までお問い合わせください。


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